2018/12/21

Steamウィンターセールで購入すべきゲームを10本選んでみた

おしごとがようやく一息ついたと思ったら既にクリスマス間近。Steamでウィンターセールが始まってしまいましたよ。
というわけで、またおすすめの名作良作を紹介したいとおもいます。散財って楽しいしね!
サマセの時に選んだ10本も参考にどうぞ。




『The Spiral Scouts』


ジャンル:パズルアドベンチャー 日本語:有志MOD有り

まずはこちら! キュートで下品な謎解きアドベンチャー! 健全なのか不健全なのかよくわからないが少なくとも全くエッチではないので、家族でお子様と一緒に楽し……んだらダメだなさすがに。うん。という感じの内容です!

プレイする前は、まさか陰茎の日本語表現に悩むことになるとは夢にも思わなかったよ。ぜひ日本語化MODを入れて遊んでみてください。

パズルは結構難しくて、収集要素はほぼ無理ゲーなんだけど、Steamガイドに攻略が載ってるし、日本語のプレイ動画もありますし、詰まったらそちらを参照すればOK。
おバカで明るくて面白いゲームがお好みの方にオススメ。


Celeste


ジャンル:2Dアクション 日本語:有り

例によってドット絵アクションのご登場。今年のThe Game Awards最優秀インディーゲームに輝いた傑作です。ってか名だたるAAAタイトルに並んでGOTYにすらノミネートされてた。評価すっご。

何がそんなに良いのかというと、アクションゲームとしての出来が非常に良いのです。即死罠だらけなのはともかく、「がんばれば必ず進める」という絶妙なステージ設計。いくらでもリトライできる仕様も相まって、ステージを攻略していく楽しさに満ちているのです。
さらに、個性的で印象に残るストーリーも。日本語翻訳は微妙に不自然なアレだけれど、話を理解する上では全く問題無し。

死にゲーな点には注意。薦めといてアレだけど、アンチ即死罠派のゆず茶的にはそれほど好きなゲームではなかったりするw それでも出来の良いプラットフォーマーがプレイしたければ一押し。


CrossCode


ジャンル:アクションRPG 日本語:有り

パズル要素のあるドット絵アクションRPG。
自キャラを動かしてて実に気持ちが良いというのが最大の魅力。仲間とパーティを組むと一緒に戦ってくれるのも頼もしく、楽しい。精神ダイヴ型VRMMOの世界が舞台で、ストーリーもそれなりに凝っている。クエストも豊富。よく出来たゲームです。

ただ、パズルにイライラしたり、敵が強いというかウザかったり、製作者のセンス×と言いたくなるストレスフルな箇所もちらほら。あと主人公の女の子が最高に可愛くない。美化MODを探したくなるレベルの可愛くなさ。テンション下がるー。

とはいえ面白いことは面白いんでおすすめ枠。


『Tangledeep』


ジャンル:ローグライクRPG 日本語:有り

要するに不思議なダンジョン系。ジョブチェンジしながらダンジョンに挑んで強い武器を拾ってゴールを目指す……シレンとFFTとハクスラ、それぞれのいいとこ取りといった感じのゲーム。
鉄人モード(=死んだらやり直し)は例外として、普通の難易度ならほどよい手ごたえを感じながらクリアできるはず。

インディーらしい粗さも見られるものの、このジャンルが好きな人ならきっと楽しめるはず。


Renowned Explorers: International Society


ジャンル:ローグライクアドベンチャー 日本語:無し(有志MOD更新待ち)

ゲームブックみたいというのだろうか。最初に探検メンバーを3人選んで、貴重な発見を学会で発表するために秘境に挑むのだ。進先では様々なイベントに遭遇し、ちょくちょく戦闘も起こる。そうして最終的に集めたお宝ポイント的なもののスコアを競うゲーム。

ふーん?と思いながらプレイを始めたらついついハマってしまうスルメゲー。1プレイの時間は短くもなく長くもなく、ちょいと遊びたい時にしっかり遊べる良い塩梅。
発売から3年経った現在もたまにアップデートされていて、開発者がフォーラムで、特定条件でのハイスコアを競うイベントを毎週開催してたりもする。なんだかアットホームな雰囲気を持つゲーム。

ただ、ランダムイベントを繰り返してゲームが進行していく形式で、テキスト量がかなり多い。日本語化MODが使えない状態では英語が読めないとたぶん面白くないと思うので注意。毎週のイベントも英語だし。英語わかる人にはかなりおすすめ。


『Cities: Skylines』


ジャンル:都市計画シミュレーション 日本語:有志MOD有り

最新のシムシティ(断言)。
たまに、街を作りたくならない? なるよね。道路引いて、電力水道整備して、工業・商業・住宅の区画を設定して、建物がニョキニョキ立つのを眺めるの。無計画に散財したせいで資金が枯渇して借金したり、渋滞解消のために交通網を整備しようとして人の住んでいる建物をぶっ壊して住民を苦しめたり。DLCを買えば災害で苦しめることもできるよ。

結構な頻度で75%オフになってはいるのだけれど、なんか今回の(最近の?)セールは値引き率がしょっぱいの多くて、人気の定番タイトルが75%オフになってるのはわりと貴重だったり。発売から数年経ったとはいえこのジャンルでは本作が今もトップの座に君臨しています。それが1000円以下で手に入る。買い。

公式に日本語対応したPS4版も出てます。PCスペックが低い人はそちらを選んでも良いし、十分なスペックがあるなら死ぬほど大量にあるMODを導入できるPC版おすすめ。


Defense Grid: The Awakening


ジャンル:タワーディフェンス 日本語:有志MOD有り

様々な防衛タワーを好きな場所に立ててエイリアンの侵攻を防ぐのだ。ゆず茶はこれにタワーディフェンスの楽しさを教えてもらいました。
遊びやすくて、ゲームバランス◎。古いゲームだけれど、何より今プレイしても色褪せない面白さがある、はず。

そういえば、これと『FTL』のSteamギフトがインベントリの中で腐ってるんで、欲しいが人いたら、くれ! と何かしらの連絡手段で私にお伝えください。先着各一名様。


『Hidden Folks』


ジャンル:探し物 日本語:有り

ウォーリーをさがせ! って知ってる? めっちゃ人混みでごちゃごちゃした絵の中から一人の人間を見つけ出す絵本。あれのゲーム版。

ゲームならではの要素がちらほらあるのが楽しい。クリックすると隠れていた奴が現れたり。
それと、このゲームの最大の特徴は、効果音。サウンドの全てがボイスパーカッションなのです。鳥の鳴き声も獣の声も機械の動作音も、どっかのオッサンが全て人力でやっている。どこからその発想が生まれたのか常人には理解しがたい、でも不思議と味のある、クレイジーな音空間に包まれながら、目的のオブジェクトを探そう。


『マクナ=グラムラとフェアリー・ベル』


ジャンル:ビジュアルノベル 日本語:有り

短編ビジュアルノベル。『fault』シリーズの作中絵本だそうだけど未プレイでも全く問題無し。未プレイの私が言うのだから間違いない。(積みゲー)

このビジュアルノベルの魅力は、絵本や童話のような良質なシナリオと、そして演出。ビジュアルノベルではお決まりの立ち絵が一切無いのです。全てがイベントCG。
短いから可能なことだろうけれど、一般的なエロゲに慣れてる人にとってはすごく新鮮に楽しめるはず。あ、エロは一切無いけども。それこそお子様にもおすすめできるくらい健全。


Kenshi


ジャンル:オープンワールドストラテジーRPG 日本語:有り

値引きゼロ! 今月値上がりしたところ! 日本語は不完全でバグもある!
今はおすすめすべきタイミングではないのかもしれない。それでも紹介したい面白さがこのゲームにはある。

ストーリーの類は一切無く、荒野が広がる世界に「さあ生きて」とばかりに放り出されて放置プレイ。孤独な武者修行の旅に出るもよし、拠点を建てて仲間と生活するもよし。その辺の雑魚にすら勝てない貧弱な身体をなんとか鍛え、あるいは仲間やお金で補って、荒廃した世界を生き抜くのだ。

脳内設定でロールプレイするのが好きな人にはたまらないゲームです。逆に、指示に従ってストーリーを進めたりクエストを達成するのが好きな人には全く合わないかもしれない。でも面白いから買おう。


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今回はいつものタイトルを挙げるのは自重しました。さすがにしつこいしね! まあ本当は値引き率が前よりしょっぱかったからなんだけどね!

インディー中心にご紹介しております。だって、こんなとこまで来て「セールで買うべきはこれ!Skyrim!GTA!モンハンアサクリDbD!」なんて見たくないでしょ。ガッカリでしょ。そんなもん知ってんだよ「お前の」おすすめを教えろやコノヤロウって思うでしょ。だから100%趣味で染めました! いかが?

今回は夏の時よりも好みに左右される感じです。でも全部面白いからぜひチェックしてみよう。そして買って遊ぼう。
20:51  ゲーム | Comments(0)
2018/10/24

個人的な日本語化の話

しこしこ作っていた日本語化MODが完成しました。



Twitterでは言ったけどここで報告するのを忘れていたので。
ペーパーマリオみたいなグラフィックと、CEROの審査を絶対に通らないめっちゃ下品な下ネタの混ざったパズル・謎解きゲームです。面白いからよければプレイしてみてね。


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今日、ありがたいことに新たなゲームの英日翻訳の打診を頂きました。
なんと海外製ビジュアルノベルエロゲですよ。海外製エロゲの公式日本語化って……もしかして世界初じゃね? 時代の最先端じゃね?
決定したらえろげーまーとして拙者全力で取り組む所存。
20:08  ゲーム | Comments(0)
2018/08/30

例のやつがリリースされました。

みなさんこんにちは。有意義な夏を過ごされましたか?
さて、本日はお知らせしなければならないことがあります。





*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*
国内配信開始されました!!!
*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*


何の話だと思った方はこちらを。 → ローカライズしてました。

冬にこちらで告知してから遅れに遅れていましたが、いつの間にやらSwitch版が発売決定、それに合わせて日本語も実装という形になりました。おまけにPS4国内版まで出てーら。
PC版もほぼ同時に(明日?)多言語対応アップデート予定とのことです。31日にアップデートされ日本語(など)が追加されました。本当にお待たせしました。

もうね、私はただ日本語ローカライズを担当しただけなんですけどね、ソニーや任天堂のハードで自分の書いた文章が表示されているゲームが遊べるって、ゲーマーとして感無量です。ただでさえ人生で一番好きなゲームの公式翻訳を担当できて最高に幸せなのに、ですよ。CS版に関してはほとんど何も聞いてなかったから、今日はちょっと正気じゃいられませんでしたw

自分でもちょっとだけSwitch版を確認しました。無事に日本語で遊べてます! (音声は英語のみ)

テキストの翻訳だけでなく、ローカライズ方針の策定からフォントの作成まで地味にいろいろとお仕事しました。担当した作業箇所は全て一人でやっておりますゆえ雰囲気の統一は概ね完璧だとおもいます。少しだけ、ほんの少しだけ校正時に修正くらった箇所もあるけどね! それでも譲れぬところはそこからさらに修正してやったわ!(゚Д゚)!



そもそもがワタクシゆず茶が死ぬほど好きになるくらい最高に面白い名作です。
DL専売で気になるお値段は定価1480円(税込)。ぜひぜひお手にとって遊んでみてください。
Steam版
PS4版
Switch版
公式サイト(マーベラス)

あと実績の取り方とか未翻訳部分の和訳とかも完全に趣味で書いてアップロードました。攻略時やクリア後にどうぞ。
Steamガイド
21:10  ゲーム | Comments(2)
2018/06/22

Steamサマーセールで購入すべきタイトルを10本選んでみた

毎年恒例、Steamのサマーセールが始まりました。
せっかくなのでSteamに売ってる名作を10本選んで紹介して、人さまのお財布を軽くしたいとおもいます。


『Oneshot』


『FTL: Faster Than Light』


ジャンル:ローグライク、シミュレーション 日本語:有志MOD有り

あみだくじのような進路を宇宙船を強化したり船員を集めたりしながら進み、ラスボス撃破を目指すゲーム。

雑魚敵をいなしてお金を貯めて装備をアップグレードしながら進むだけ……それだけのことがいかに大変で刺激に満ちているか。そのランダム性と自由度、そして鬼畜難易度のせいで中毒性が極めて高い。もはや「ローグライク」ならぬ「FTLライク」という表現が使われるほどの超名作。

要求スペックは極めて低く、価格も激安。もしも未プレイなら義務教育レベルの必携タイトル


『Slay the Spire』


ジャンル:ローグライク、カードゲーム 日本語:有り

FTLのエッセンスを取り入れたカードバトルゲーム。敵からドロップするカードを拾ってデッキを組み立てながら進み、ラスボス撃破を目指す。スマホの『ダンジョンメーカー』を遊んだことがあるなら、あれの戦闘がカードゲームになったものを想像すればおおよそ合ってる。

とても遊びやすく、1プレイにかかる時間もそれほど長くない。狙ったデッキとカードの引きが上手くハマった時の爽快感が特徴的。ローグライクにしてはストレスをあまり感じることなく気持ち良く遊べる。

毎日違うルール(お題)でのスコアアタックが開催されていたり、難易度がそこまで高くないことから、やはり1プレイの遊びやすさや爽快感を重視しているように見える。気軽に楽しめるとても良いゲーム。

正式リリース時に値上げが予定されているので、早期アクセス期間ではおそらく最後の大規模セールの今が絶好の買い時じゃないかしら。


『RimWorld』


ジャンル:シミュレーション 日本語:有り

現在の最強インディーゲーはこいつ。不時着した惑星で仲間と資源を集め拠点を作り、サバイバルしながら脱出を目指すゲーム。

自由にレイアウトして快適で強固な基地を作り上げる面白さ。何かと精神不安定になりがちな住人たちをトラブルに対処しながらマネジメントする面白さ。無慈悲な襲撃者達を撃退する面白さ
これら全てが密接に結びついていて、シビアなバランスと相まって、とにかくやめどきが見つからない究極の時間泥棒。あのCivよりヤバイ

開発が「セールは一切行わない」と明言しているため、ぶっちゃけサマセで買う意味はほとんど無い。いつでも買い時。ただ、今夏予定の正式リリースの際に値上げが予想されるので、今がお買い得かもしれない。


『Frostpunk』


ジャンル:シミュレーション 日本語:有志MOD有り、公式日本語化予定有り

Steamにレビューを書いたらめっちゃくちゃ投票されてびっくり。氷河期に突入したスチームパンク世界で人類最後の都市のリーダーとして民衆を導くゲーム。

シムシティのような街作りゲーに見えるものの、本作はサバイバルがメイン。劣悪極まりない環境は容赦なく人命を奪い、様々なイベントが決断を迫ってくる。のほほんと理想的な都市を建設しているような余裕は一切無いのだ。

住民は今日を生きるだけで精一杯、食料にも燃料にも全く余裕は無い。そんなところに他の生き残りが町を訪れた……あなたはこの難民を受け入れる? それとも、門を閉ざし見捨てる?
聖人にはこのゲームはクリアできない。必ず理想を捨てざるを得ない時が来る。そして、Frostpunkはその非情な決断を容赦なく責めたてる。

楽しく遊ぶものという意味でのゲームとしては欠点も多いかもしれない。全体的に暗すぎて笑顔になれる時間もほとんど無い。それでも、何度も失敗した末に紙一重でメインシナリオをクリアした瞬間は、他では得難い、いつまでも記憶に残るであろう体験だった。
「世界の終焉」といった雰囲気が好きな人におすすめ。


『Mount & Blade: Warband』


ジャンル:アクション、RPG 日本語:有り

広大な大地を放浪し自由に生きるゲーム。『太閤立志伝』の西洋・3D版みたいな感じ。

プレイ開始と同時にその辺の盗賊にボコられて身ぐるみ剥がされ己の無力さを知り、武芸の鍛錬に精を出し、仲間や部下を集め、町の依頼をこなして装備を整え、傭兵団として大国同士の戦争で手柄を立てて仕官し、城主になったら独立を宣言、裏切りの怒りに燃えるかつての同僚から猛攻を受け城壁の上で壮絶な戦死を遂げる……

「面白そう!」って思ったら買い。めちゃくちゃハマるから。馬にまたがって突撃したり無双したり飛んできた手斧に脳天カチ割られたりするの最高に楽しいから。


『Moe Jigsaw』


ジャンル:パズル 日本語:有り

その名の通りの萌えジグソーパズル。ういんどみる提供。
どこまでいってもジグソーパズルに過ぎないものの、システムがよく出来ていて快適に遊べるのが良いところ。なんとなくジグソーが遊びたくなった時に最適。

絵柄が絵柄なので、「この肌色のピースは胸? それとも太もも?」とか考えたり、ぱんつピースを凝視したり、やたら難しい網タイツ部分をグループ分けしたり……そんな風に組み上げていくことになる。このプレイ感が何と言うか、その……とにかく充実した体験ができるのだ。

定価400円が早くもセールで半額という驚くべき安さ。すごく良いゲームだと思う。もっと評価されてもいい枠。
DLCはういんどみるの他にネクストン系列ブランドのエロゲの絵柄(健全)も有り。特にアマカノは綺麗で色彩豊かでジグソー向けっぽい。


『OneShot』


ジャンル:アドベンチャー 日本語:有り

RPGツクールを魔改造して作られたドット絵アドベンチャーゲーム。

ネタバレ厳禁系のやつなので多くは語れない。「心揺さぶる」「ハートフル」「かわいい」というワードにピンときたら絶対に買おう。あと「PCでしか為し得ない」も。
後半の展開もすごかったけれど、最後の最後で「!!!!!!」となった。これだからビデオゲームというメディアが好きなんだ。

今年プレイした中ではベストの一本。心を揺さぶりまくって最後にはちゃんと笑顔にさせてくれる、最高のゲームだよ。


『Night in the Woods』


ジャンル:アドベンチャー 日本語:無し

大学中退擬人化ネコのモラトリアム生活アドベンチャー。

奇妙な設定とは裏腹に、とても地に足の着いた、キャラクター達の身近な感情が胸を打つ。シンプルで力強いビジュアルと秀逸なBGMがそれを後押し。
一言で言えば「エモい」。めっちゃくちゃエモーショナルで感情豊かな作品。これまでプレイした中で5本の指に入るくらいお気に入り。

ただ、英語オンリーでテキストの比重の高い作品なので、英語がダメなら楽しみようがない。日本語動画もあるっちゃあるけど、選択肢分岐が豊富だからゲームの代わりにはならない。どこかがローカライズしてくれることを祈ろう。


『VA-11 Hall-A』


ジャンル:サイバーパンクバーテンダーアクション、アドベンチャー 日本語:有り

何度でも紹介するよ! ベネズエラ産のPC-98世代リスペクトなアドベンチャー。

プレイヤーは主人公ジル(♀)となって、バーテンダーとして仕事をしながら日々を過ごしていく。やることはカクテルを作り、会話をするだけ。それだけでこの「グリッチ・シティ」に入り込むには十分なのだ。

ディストピア的未来の町の不穏さは、主人公たちに直接は影響しない。ヒーローでも何でもない単なる一市民は日々を生きるだけ。知り合いが事件に巻き込まれても、政治や経済の余波が店に及んでも、できることもやることも変わらない。このどこか空虚な日常を変えられるとしたら、もっと個人的な――

キャラクターに知性を感じられるのが本作の魅力。彼らはそこで生きているのだと思わせてくれる。
精神年齢24歳の口リアンドロイド娼婦にバブみを感じ、ツンツンおでこ獣医とクールな犬萌えアンドロイドのカップルにwktkし、「好きです」と告白されたら「なんで」と返すアル中ニコ中バーテンダーへの愛おしさが止まらない。
さあ一緒に公式Twitterから流れてくるファンアートにもだえよう。


『Freedom Planet』


ジャンル:アクション 日本語:無し、公式日本語化予定有り

毎度おなじみ、人生で一番好きなゲーム
ソニックをリスペクトしたハイスピード2Dアクションゲームで、美しいドット絵ステージの出来の良さ豊富なアクション魅力的なキャラクターフルボイスのストーリー音楽、どれをとっても最の高、あまりに好きすぎて公式に関わることになってしまった運命の傑作であり、神ゲーであり、買いである。

長らくお待たせしている日本語対応はたぶん秋になりそう。日本でもSwitch版出るといいね!


●●●

上記のゲームはほぼ全てが圧倒的クオリティの神ゲーなので、気になったら頭空っぽにして買おう。早くしないとセールが終わってもしらんぞー。

今回紹介しなかったオススメタイトルはまた次の機会にでも。

ゲーム買うのってたのしいね!
23:00  ゲーム | Comments(2)
2018/05/18

Steamストアにおける二次元おっぱい弾圧事件

[UPDATE 2018/5/20]
BAN対象タイトルを追加
Valveからの回答を追加
[UPDATE 2018/5/23]
GOG.comの対応を追加

2018年5月18日、Valveによるデジタルソフトウェア配信サービス Steam が、ストアで販売されている複数のゲームの開発者に対し、ガイドライン違反を理由に、ゲーム内の「ポルノコンテンツ」の削除を要請しました。2週間以内に応じない場合、Steamストアから該当ゲームを削除するとのこと。

同内容の警告を受け取ったことが現在判明しているタイトルは以下(のSteam版)。
HuniePop /Huniepot
Mutiny!! /Lupiesoft
Tropical Liquor /Tentacle Games
Kindred Spirits on the Roof /MangaGamer
Battle Girls』、『Galaxy Girls /Dharker Studios, Sekai Project
Re;Lord 1 /Escu:de, Sekai Project
Roommates /Winter Wolves
Sakura Sadist』他Sakuraシリーズ / Winged Cloud
DEEP SPACE WAIFU』 /Neko Climax Studios, Hammerfist Studios
Karmasutra /Top Hat Studios
(推定)VR Kanojo /Illusion

これらの多くは発売から数年経ったタイトルで、今日までストアで普通に販売されてきました。中でも『HuniePop』は「18禁化パッチ方式」と呼ばれる手法をValve公認のもと導入した先駆け・カリスマ的存在であり、推定約80万本を売り上げている実績があります。『Kindred Spirits on the Roof』(邦題『屋上の百合霊さん』)などValveの担当者の確認を取った上で配信されたタイトルもあり、今回の突然の警告に各メーカー衝撃を受けている様子。

(意訳)「僕らのゲームはSteamのガイドラインに何も反してはいない。MangaGamerの人がValveの担当者と会った時だってSteamにちょっとえっちなゲームがあってもいいよねって言ってたのに」

これまで明確にOKとされていた(ESRB審査を通った)ゲームが何の説明も無しにNGとされたこと、「ポルノ」とされる部分がどこかが不明であること、上記タイトルと同等以上にセクシャルな表現を含むゲーム(『The Witcher』シリーズや『GTA』シリーズなど)が一般に受け入れられSteamでも販売されていること、二次元美少女系狙い撃ちであること、などが問題として挙がり、関係者やファンから不満が噴出しています。

この件に関するもっとしっかりした記事が読みたい方はこちらをどうぞ。
Steamの“アダルトゲーム”界隈に異変。開発者複数名が、Valveからポルノコンテンツの削除要請を受け取る - AUTOMATON
→ (英語)Several Adult Games on Steam Threatened with Removal - LewdGamer

多くのタイトルは日本語に対応しておらず、英語のゲームに馴染みの無い日本人にとってはあまり関係の無い話に見えます。
が、この件を受けて「じゃあSteamやめて代わりのプラットフォームに移ろうぜ!」となった場合、そしてそれは実際にそうなりつつあるようだけれど、その候補として挙げられているのが
MangaGamer
FAKKU
Nutaku
の3つ。

MangaGamerOVERDRIVE系列のエロゲ販売サイト。パブリッシングも行っている。CG無修正で売っていて母体が日本にあるせいか、日本からのストアへのアクセスは不可能
FAKKUはワニマガジン社と提携していることで有名なエロコンテンツ配信サイト。最近になってゲームの販売も始め、イリュージョンが参加したことで(自分の中で)話題にもなりました。こちらも無修正かつ日本の資本が絡んでいるせいか、日本からのストアへのアクセスは不可能
NutakuはDMMの海外向けサイト。だと思う。なぜか5/18現在は閲覧できるものの、長らく日本からのアクセスを遮断していたことと、DMMの性格上、いつまた日本からのアクセス不可になってもおかしくない。

というわけで見事に全て(Nutakuは若干不透明ながら高確率で)日本人は利用できません。
つまり、開発者がわざわざ「日本向けにリリースしよう」と行動しなければ、このまま上記3サイトに移行すると海外向けのエロゲ・ギャルゲに日本からアクセスできなくなります。

斜陽・縮小が盛んに囁かれる市場と、成長途上にある広大な市場との完全な分断。このジャンルのコンテンツのファンや関係者にとって、これからもずっと関係の無い話でいられるのかどうか――

また、PCゲームのポータルであるSteamと「エロ専用サイト」では宣伝効果が圧倒的に違います。加えて、たとえば『To LOVEる -とらぶる- ダークネス』『ゆらぎ荘の幽奈さん』を一般向けとして売ることが許されないのならば、周りに濃厚なエロ漫画が大量に並んでるところで果たしてそれらちょっとえっちなものがどう見えるか。

現時点ではまだ、Valveの「ガイドライン」に抵触しない内容ならばSteamで販売することができます。今回吊るし上げられたタイトルの共通点を考えると、「美少女の乳首が露出した絵」がアウトなのだと推測されます。 明確な基準は全く不明です。

しかし、昨年末から今年にかけて性的描写の存在しないThe Key to Home(『いえのかぎ』)とA Kiss For The Petals - Maidens of Michael(『その花びらにくちづけを ミカエルの乙女たち』)が突然ストアから削除された例もあり、乳首が出ていないからといって安心できる状況とは言えないでしょう。

『Sakura Spirit』から数年かけて伸びてきた、Steamに依存したヴィジュアルノベルの成長は、もしかすると、大きな転機を迎えたのかもしれません。

「二次元おっぱいホロコーストだ」

[UPDATE]
日本時間5/20朝、Valveからこの件に関する問い合わせへの返信があったことが報告されました。
(意訳)「――俺の嫁ホロコースト事件の件―― Valveから『先日の警告メールは無視してくれ。混乱させてメンゴ』」という返事が来たよ。今改めて審査し直しているところだそうだ」

ひとまず「前言撤回」「改めて再審査中」という状況であることが判明しました。
「なんで今更再審査してんだ」という根本的問題はさておき、今後のこともその審査の結果次第ではありますが、特筆すべき点は、Valveから問い合わせに対する返答と謝罪があったこと。質問してもシカトを決め込むことに定評のあるValveが返事をしたことは、わずかながらも明るいニュースと言えるのではないでしょうか。

[UPDATE]
『ウィッチャー』シリーズで有名なCD Projektの運営するストアGOG.comがビジュアルノベルの取り扱いを拡大しました。
「これは始まりにすぎない」

現時点ではどのような基準で「難民」を受け入れるのかは不明ですが、CDPは「あっちもエロ要素あるのに」と引き合いに出されている『ウィッチャー3』の開発・販売元でもあり、このタイミングとこの発言、『Sunrider』の外部パッチの存在を明言していることから、ある程度の――従来のSteam程度の寛容さはあるように思われます。

GOGは、DRMフリーを掲げている、比較的古いゲームを中心に(もちろん新作も)取り扱っているストアです。標準でDRMがついてくるSteamの完全な代替にはなりませんが、CDPはユーザーフレンドリーという点では世界でも類を見ないほど評価の高い企業でもありますし、今回の動きに安心感を覚えたファンも多いのではないでしょうか。
なんといっても――日本からでも買えますし!(大声)
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23:59  ゲーム | Comments(0)
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