2015/06/26

な妹き! 感想


な妹(まい)き!
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『な妹き!』


脳内彼女
発売日:2015/5/29


☆☆☆☆-


な妹き!』オールクリアしました。

総評

学校にも行かず仕事もせず、ひたすら家の中で受験勉強しつつ妹に(性的に)翻弄される毎日。すごくコンパクトにまとまった妹系ヌキゲー。

これが初めてプレイした脳内彼女作品だったんですが、
妹と結婚できる。妹には逆らえない。妹はいやらしい単語を標準装備!
ある意味ファンタジーw この独特な世界、ちょっぴり新鮮です。

姉妹仲が良く、とてもアットホームなのが良いところ。
基本的にヌキゲーの類なのだけれど、個人的にはエロの絡まない部分の方が好みでした。ミドルプライスとしてほどよい、いやちょっと短い? ボリュームの和気藹々とした日常が楽しい。

エロスに関しては「エロ同人みたい」というのが正直な感想。その道の熟練者が考え抜いたエロを既存作品にくっつけた二次創作みたいな。
そこに興奮とか悦びを見出すよりも、不自然さを感じてしまい、全くノれませんでした。

と、18禁要素に関しては好みとズレたものの、姉妹ゲーとしてはなかなかに良い出来。テキストもテンポが良くて全体的には十分楽しめました。
妹(姉妹)ものがお好みだったり、キャラクターが気になればおすすめできます。

――以下、ネタバレ無しの長文感想へ続く。
シナリオ

「跡継ぎは妹と結婚する」という一族の掟から逃れるため家を出ていたが、数年ぶりに帰宅して3人の妹と暮らし始める主人公。帰ってきたら針の筵状態で、兄としての威厳を取り戻そうとするが――
というお話。

主人公は妹たちが大好きではあるものの、基本的にそれは普通の家族愛。セックスしたいとか結婚したいとかいった性的なシスコンではありません。表向きは。
がしかし、妹たちは性的なブラコンです。(゚Д゚)。

妹に迫られると断れない日本人である主人公は、口では嫌と言いつつ身体は正直だなみたいなアレで順調に開発が進み、晴れて妹と結ばれましためでたしめでたし……
という3本のエンディングの他に、それぞれバッドエンドがありました。「闇落ち」とでも言うか、ヤンデレ風味なエンディング。Hシーンつきなのが嬉しい。
おまけとしてハーレムルートもあってサービス◎。

概ねかるーい妹ラブコメで、流され体質の主人公にもどかしさを覚えること以外は悪くない内容。素直に楽しいです。
末女の陽菜が絶妙にお子様なのが大きい。おバカな子が1人いることで上の兄妹は陽菜の保護者として一致団結できるし、ムードメーカーとしての役割も十分に果たしてくれていました。

まあともあれシナリオがどうこうというゲームではないですね。

キャラクター

お気に入り順:長女>次女>三女
お姉ちゃんは偉いのです。

全員かわいいんだけど一番グッときたのは長女の愛鳥。クールな大学生妹。装備武器は包丁。
妹たちのために青春を捧げている苦労人で泣けます。大好きな兄さんは家を出てっちゃうしね……これは結婚して幸せにしてやらねばなるまい。
普段はクールなんだけど兄への想いが溢れちゃうところが大変良かったです。(・ω・)b。

次女の優羽はギャップ萌えヒロイン。生意気とおっぱい担当。
ツンツンしながらも何気に超女の子らしい外見なのが素敵です。簡単に言うとかわいい。あと下着がエロい。(・ω・)b。
「恋人堕ち」がちょっと極端すぎた気もするけれど、まあウダウダやるよりはスパッと気分を切り替えてデレた方が潔いよね。エロいしね。
陽菜が大好きすぎるところが面白かったですw

三女の陽菜ちゃんはネットアイドル系女子。装備パジャマはネコミミパジャマ。
うざかわいいキャラだけどそれほどうざくなく、でもやっぱりうざいところがグッドです。(・ω・)b。
攻略対象としてよりも、純粋に妹キャラとして愛でたい対象というイメージ。おバカで健気な良い子はずるい!
個別ルートではひたすら攻めに回ってて微妙だったかな。個別は優羽が一番良かった。


この作品で一番良い所はCVだと思う派!
 愛鳥:綾音まこ
 優羽:鈴谷まや
 陽菜:八尋まみ
という布陣で、お三方とも全員良かったです。

声優さんの力かスタッフのディレクション能力かわからないけれど、三人ともそれぞれ独自のヒロインを見事に作り上げておりました。たぶんこれボイスが無かったらつまらn(ry
特に陽菜は味があって楽しかったです。
ここ最近ではトップクラスの「声の良いゲーム」でした。

H

ぶっちゃけこの作品のエロ、苦手。おそらく好みの話であり、絶対的な良し悪しの問題ではないだろうという前提の上ではありますが、一番イマイチな部分でした。

無邪気な妹が「妹フェラでガッチガチになった、このいけない勃起オチ○ポ……クスッ、妹のお口マ○コで、たくさん慰めてあげるね♪」なんて突然言い出すわけですよ。そんな言葉どこで覚えてきたのこの子は! とオカンばりにお説教したくなりますよ。
日常シーンでのヒロイン像とエロシーンでのそれが全くつながらず、「実はこれこれこういう経緯でエッチな子になっちゃったんです」的な説明も無く、最初から全力でエロ漫画みたいな台詞を言ってくれちゃう。そしてそれがごく自然であるかのように進行していく。

また、エロい言葉を言わせることに終始し、ヒロインが感じてるとかお互いセックスに蕩けてるとかそういう臨場感に乏しい。主人公の快楽堕ちはよく描写されてたけどもw

本作のHシーンを100%利用するには、「独特なエロい言い回しにダイレクトに興奮する」という一種の言語能力・思考回路が必要とされます。しかしながら私では力及ばず、いちいち「何言ってんだコイツ」などと思ってしまい上手く扱うことができませんでした。

逆に、「そのキャラの普段からは全く考えられないすごくエッチな言葉」がお好みの諸氏にとっては好物そのものなのではないかと思います。

まとめ

脳内彼女というメーカーはすごく独特で一部の固定ファンを持っているというイメージがあったのですが、(比較的普通と言われている本作ですら)なんとなく理解できた気がします。まず妹と結婚できるとは知らなかった。そりゃ男の娘が妊娠するのも無理はないね!

『な妹き!』を遊んで思ったのは、
エロゲをプレイする時には起動すると同時にパンツを脱ぐ気概を持たねばならぬ
ということ。そう、俺たちがエロゲを買うということは、ヒロインのエロい姿を楽しむために金を払うということだったんだ。なんか面白そうじゃねとかそんな浮ついた中途半端な心構えではエロゲに失礼だった……!

脳内彼女さんのこれからに期待と応援をしつつ、私も精進に励みたいと思います。

――次回作マダー?(・∀・)

な妹き! 2015年5月29日発売!
01:05  レビュー | Comments(0)
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