エロ漫画家さんと貧乏姉妹 体験版 感想

『エロ漫画家さんと貧乏姉妹』のげっちゅ専用体験版をプレイしました。

ぱれっとのヌキゲーラインの黒系じゃない方のブランドのデビュー作で、制作陣は原画：たまひよ シナリオ：すまっしゅぱんだ。エロ漫画家の主人公が、アパートの管理人になって家賃代わりに貧乏美女姉妹にエロいことするゲームです。

たまひよさん絵のエロさに気づいたのはいつだったか……すてぃ～るMyはぁとの頃は「風船おっぱいだなあ」と思っていただけだったのに、絵買いしそうになる2015年9月。


まず強く印象に残ったのは、主人公が変態なこと。常にエロいことを考え、無意識にいかがわしい発言をして他人を引かせる社会不適合者ですｗ

基本はコメディ調の軽いノリ。ロリBBA編集長も喫茶店で突然足を開いてあそこを見せてくれる。うむ、ライトにはしたない。
童貞喪失シーンも「今ボク、生まれて初めてのセックスをしている！」みたいな感慨溢れるテキストでなかなか楽しかったです。( ´∀｀)。

ただ、家賃たったの2万円なのに身体を家賃代わりにするとか、さらには何でもしていいですあなたのモノですなんて言っちゃったりとか、都合のよさが少し鼻に付く。
また編集長も、自分から股開いて見せつけてるのに、ちょっとがっつかれると焦ったりする押しの弱さがアレ。そこはビッチの余裕を貫いてほしいんです。キャラ紹介に「非処女」とあるけど本当かしら。

萌えエロ路線の新設は歓迎なのだけれど、ちょっとやりすぎ感があります。最初は身体を売るのも嫌がっていいし、ビッチはメガビッチでいい。少しばかり「配慮」しすぎな調整具合が気になりました。

ビッチ（自称）

ヒロインは姉妹2人＋1人。
姉の愛菜は天使属性の苦労人。公式サイトのキャラ紹介が実にわかりやすいです。たしかに生きるのに苦労しそうｗ
でもかわいいからオッケー！ おっぱいもでかい。

妹の芽美はお姉ちゃん大好き妹。いい子なんだけどさすがに変態に対してはあたりがキツいｗ 「ツンツン」ではあるものの、100％主人公が悪いのであんまりツンという感じはしません。ちっぱい。

おキヨさんはサブヒロイン枠かな。のじゃロリBBAなエロ漫画誌編集長でいろいろと謎を秘めた興味深いキャラクター。はしたない。
ちなみにGame-Styleで今年2月に抱き枕が出てます。完全に同一人物なんだけど、設定流用とかそういうのかしら。ゲームが出たら再販されそう。


システム。
演出が予想外にクオリティ高かったです。2作品くらい前のクロシェットみたいな感じ。
バックログからのシーンジャンプも選択肢までジャンプもあるし、射精カウントダウンやBGVもあるし、H効果音と通常効果音の設定が分けられてるし、クリックでオートが途切れないようにできる。完璧である。
おまけに一部Hシーンにはアニメーションあり。

下のSSの通り、「所持金」「マンガ進捗」なる項目があります。一体これは何なのか、おキヨさんは「今は気にすることはない」って教えてくれなかったけどもｗ

女の子と会ってるとお金が減っていくので、エロいことするための資金を稼ぐ必要があるのかな。ちょっとした攻略要素が増えるとしてもあんまり複雑に考えなくてよさそう。

まとめ

紹介を省略した男キャラのAV男優が超いい奴で、ついでに爺もほっこりして、アパートものとしての雰囲気が良いところが好み。Hシーンのテキストも楽しいしエロい。

ただ、主人公の変態ぶりがクドいのと、配慮しすぎ感でブレーキがかかります。
それにこの「身体で支払う」「そんな姉を見て妹は」という設定は明らかに陵辱エロ漫画のそれだｗ　萌えエロに持っていくのには無理があるように見えるし、逆にそこが興味深いとも。

ヌキゲーじゃなくてラブコメで見たかったな
というのが率直かつ身も蓋も無い感想でした。(ﾟДﾟ)。
発売までのテンションによっては買うかも。