2015/11/24

機関幕末異聞 ラストキャバリエ 体験版 感想

機関幕末異聞 ラストキャバリエの体験版をプレイしました。
芹澤さん……(´;ω;`)


プレイ時間は4時間くらいと長め。
芹澤さんに感情移入させる描写が丁寧で、その出会いと別れまできっちり書かれるもんだから、何やら一つの物語が終わってしまった感がw 体験版だけでも十分金取れるよ。というか金払いたいから購入決定したよ。(゚Д゚)。

カッコよすぎる


スチームパンクな世界観と新撰組を合わせた作品だと思っていたのだけれど、スチパン要素はあまり無く、鬼瘴石と瘴姫なるファンタジーの入った歴史ものという感じ。要所でチャンバラもやりつつ、主に時代の流れやら政治やらといったものが中心でした。

とはいえ歴史フリークが自らの知識と嗜好を存分に発揮した濃厚なコア向けの一品というわけではないらしいので、幕末に詳しくなくても構えずに単純にお話として楽しめそう。
エロスもあるよ。

見えてないから完全セーフ

エロといえば、芸姑さんである深雪太夫に筆下ろしをしてもらう展開が、とてもとても気に入りました。かわいい弟の初めての相手として信頼の置けるプロを用意してくれる伊佐お姉ちゃんの心遣い……! 素敵です。もう一人のお姉ちゃんが涙目になってそうだけど素敵です。


ヒロインとされているのは3人。
坂本龍真。幕末といったらこの人ですよねー。朗らかで金髪でおっぱいもでかくてかわいい。「もう一人の主人公」とされてる辺り、後半になって出番超増えそう。
土方歳。主人公大好きよだれ垂らし系お姉ちゃん。プレイを終えて公式サイトのキャラ紹介を見るまで、ぶっちゃけ歳ではなくて伊佐がメインヒロインだと思ってましたすみませんでした!
そして佐久間修理。かわいい。いかにもスチパンっぽいゴーグルとドレス姿。意外に胸もでかいのに頭が良い。かわいい。なんとなく、Mの人達の琴線に触れる何かを持っている気がする。

メインっぽいサブの二人に囲まれて

圧倒的な存在感を放っていた芹澤さんは体験版で退場してしまうため、攻略はもちろんのことHシーンも無さそう。芹澤さんについていくルートも見てみたいんだけど……残念。でも、同じく「サブヒロイン」とされてる原田や斉藤とのHはあるようなのでワンチャン……無い?
河上彦斎(読めない)も妙に気になります。CV:あかしゆき ですし。


あと極めてどうでもいいけど正風さんすき。



システム。
Ricottaと同じエンジンを使っていて、フルスクリーン時の画質オプション項目が豊富で大変よろしい。
本文中に難しい言い回しや単語が出てくると注釈が表示されるのもありがたい仕様です。これは強制表示ではなくて該当箇所にマウスオーバーするとポップアップとかだとより良かったんだけど、まあ今ので全然構いませぬ。

まとめ

『セミラミスの天秤』と同じく政治とか人のサガとかそういう面倒くさく如何ともし難い面が前面に出ていて、またどう考えても心温まるハッピーエンドにはならなそうで、自分の好みとはズレそうではある。でも、面白ければ何でもOKだ。

というわけで買うよー。正直12月はもう限界なんだけどこれをスルーするなんてもったいない。この体験版、意外なほど気に入りました。
エンタテインメントとして楽しみにしています。

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23:22  体験版感想 | Comments(0)
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