2017/04/24

VRカノジョ 感想

セルフレ

『VRカノジョ』

ILLUSION

★★★★★


VRカノジョ

ILLUSIONのVR専用エロゲVRカノジョをプレイしたので軽くレビューしてみます。

総評

VRとは……Virtual Reality の略。仮想現実。専用のヘッドセットを装着することで、仮想空間に入り込んだような体験ができる。2017年現在、視覚・聴覚(・簡易な触覚)を再現したVRが実用化されている。

というわけで要するに、「画面の中の女の子とエロいことしたい」という人類の夢を実現するツールがVRエロゲです。通常の3DエロゲをVRに対応させたものや、同人レベルでのVRエロゲはいくつか既に存在しますが、商業エロゲとして世界で初めてVR専用(VR環境が無いとプレイ不可能)を謳ったものがこちら『VRカノジョ』となります。

VR専用エロゲであるというその一点だけでも、たとえ5000円という価格に見合わないボリュームだろうが、笑っちゃう展開だろうが、とりあえず買えと言わざるを得ません。
ここで日和ってみても、他にVRエロゲなんて何がある? カスメは当然持ってるとして、あとは過去のイリュゲーと同人が1本2本……そして、これから新作が継続的に開発される保証などどこにも無い。
つまりそういうことなのです。


また、そもそもVRが初めてという人にとっては、VRコンテンツの持つ実在感、「そこにいる感」は驚異的。慣れない内はパンツを覗くこともできない。常識人であればそれは「いけないこと」だと知っているからです。本来ゲームでは何をしてもいいはず、しかし無意識に自制したり緊張してしまう……脳が仮想現実を「現実」と錯覚してしまうのです。
このゲームもその実在感を(ある程度)備えていました。


――以下、長文感想へ続く。

※以下のスクリーンショットは実際にVRヘッドセットに表示される映像とは多少異なります


よくある質問

Q. スマホやPS VRでもできる?
A. 基本的に無理。非公式ドライバ等を駆使しプレイすること自体は可能だけれど、安定性や体験の質は格段に劣ります。素直にViveかRiftを買おう。

Q. 必要スペックは? 僕のPCでも動く?
A. 画質設定をノーマル以下に落とせば、VR Ready(GTX 970~GTX 1060以上)の性能を持つPCで問題無く楽しめます。最高画質で快適にプレイしたいならGTX 1080 (AA)以上必須。なお設定を変えてもそこまで大きな変化はありません。
自分のPCの性能がよくわからない場合はおそらく必要スペックを満たしていないので買い替えよう。

Q. これプレイしてる姿、ヤバくない?
A. 大丈夫、ヘッドセット被ったらゲーム内の世界しか見えないから。

Q. 誰かに見られたら……
A. 鍵をかける、家族が寝静まった頃にやる、部屋を一室借りる……エロのために出来ることはいくらでもあるはずだ。モニタにゲーム画面を映さないよう設定もできるから、特定部位を露出していない限りなんとかなる。

Q. 女の子になりたい
A. 本作は女性視点が想定されておらず、また男性モデルも簡略化された下半身しか無いから厳しい。あなたが女性なら『VRカレシ』の要望を出そう。


概要

このゲームで楽しめるのは、
・さくらちゃんとコミュニケーション
・さくらちゃんにおさわり
・さくらちゃんとエロ
・お着替え

という内容。

新しくプレイを始めるとまずコミュニケーションから始まります。インスパイア元と同じく、主人公はさくらちゃんの家庭教師的なお兄さんという設定らしく、勉強を見てあげることになっているようです。
部屋に降り立つと「ドア開けてー」って頼まれるので、視線をドアに合わせて開けてあげることでヒロインの夕陽さくらちゃんとご対面。

さくらちゃん顔ちっちゃい。かわいい。

などとワクワクしていると、参考書を取り出すべく脚立に乗って本棚の一番上を一生懸命探し出すさくらちゃん。何故そこに置いたし。機敏なプレイヤーであればここで初ぱんつを拝めることでしょう。
無事に本を見つけたら異様にキャピキャピした動作で飛び降りて椅子で向かい合ってお勉強開始。

外国式の挨拶ってキスのことですよね?
YES / NO ←選択肢
何の科目のお勉強かな?

本家であれば指導方針を決めて場面転換を繰り返してみっちりお勉強していくところですが、さくらちゃんは一問だけでお疲れになり、おもむろにベッドで昼寝し始めます。叩き起こして続きをやらせようとしても全く起きないさくらちゃん。仕方ないからとおっぱいを触っても股間を撫でてもムニャムニャ言って起きません。

さくらちゃんのガチ寝に途方に暮れたセンセイは、画面左方向に非常口マークが出ていることに気が付きます。これに視線を合わせるとようやくシーンが進みました。

その後、ポッキー的なお菓子をはいどうぞ!って口に咥えて差し出してきたり、G出現に驚き椅子の上でダンスをしたり、お水こぼして服を脱ぎだしたり、ブラのホックが外れないから外してと頼んでくるさくらちゃんに、「この子大丈夫だろうか」という思いを抱きつつお世話してあげていくと、ついにというべきか、乳首解禁! からの突然の告白&キスおねだり!

この子本当に大丈夫だろうか。以上、コミュニケーションパートでした。
おっと、コミュニケーションしてないって苦情はイリュージョンに言ってください。


その後はベッドインしてタブレットでプレイ内容をお願いしてエロいことして本日は終了です。また来てね。


なお、エロのプレイ内容はキス、手コキ、フェラ、愛撫、正常位、騎乗位、後背位の7つ。つまり本番体位は3つで、挿入時のみ微妙に体勢を変えられます。騎乗位なら前のめりと胸反らしという感じでシームレスに。別体位への移行はシーン終了して改めてプレイを選択する必要があります。

これは余談ですが、手コキプレイ時、視点の位置と体勢に気をつけないと、主人公の精液を浴びる羽目になります。VRならではの実にリアルなぶっかけ(られ)を体験できるため注意しましょう。(思わず顔を拭きながら)

Hシーン中はいつものイリュージョン的な快感ゲージを溜めると絶頂するアレ。

操作方法はWebマニュアルに書いてあります。読まないと直感ではまずわからない。


一通りプレイを終えるとお着替えが解禁されます。最初はタンスを漁るだけかと思ったら中の衣服を一つ一つ選択できました。種類は少ないもののアップデートで充実しつつある模様。


良かった所

ポッキーゲーム
健全! だけどドキドキする!
美少女もののVRでは定番プレイになるんじゃないでしょうか。キスより良い感ある。

・下着引っ張り
コントローラで掴むとびよんびよん。テクノロジーの使いどころです。着替えシーン以外でも出来たりずらしたり脱がせられるとなお良かったかな。

・モーション(健全)
場にそぐわぬ強烈なあざとさはアレだったものの、動き自体は滑らかで人間っぽくて、プレゼンス(実在感・そこにいる感)がありました。

・ベッドで並んでプレイ選択
距離感がとてもよい。メニューからプレイを選ぶのがまるで風俗かと思うけれど、この行為とシチュ自体はイイ。会話とかおさわりイチャイチャがあるとなお良かったかな。
ちなみにソフトウェアアップデートするとメニューにエロい写真がついて、もはやどう見ても風俗です本当にありがとうございました。

・グラフィック
1ヒロインなのと、めちゃくちゃ重いだけあって、グラフィックは3Dエロゲの中でも随一。近くで見るとテクスチャは若干粗いし、「イリュージョンっぽさ」は強いものの、ここはまあ最大の魅力と言ってもいいんじゃないかしら。


良くなかった所

・コミュニケーションが足らない
さくらちゃんとは一体どんな子なのか、感情移入しきれない内に無理のある展開でHシーンに入ってしまう。仲を深めるようなイベントも無い。そもそも「さくら」という名前もゲーム内に出てこなかった気がするw
「カノジョ」というよりは「風俗」といった雰囲気である。ニッチ向けエロゲである以上そこに労力は割けなかったのだろうけれど、もったいない。

・できることが少ない(エロ)
7つのプレイは言ってしまえば全てモーション鑑賞。半健全なおさわりパートも味気ないもので、なんだかエロゲとして物足りない。さくらちゃんと(で)もっと何か遊びたくない? インタラクティブな何かで。

・体位少ない
もっと。もっとだ!
モーションも単調。えろげーまーとしてエロの充実を望んでいきたい。

・操作性
視線でポインタ移動というのは、ハンドコントローラの付属しない簡易VR向けのようだけれど、悪いというわけではない。でもHシーンでは若干煩雑なコントローラ操作必須というちぐはぐさ。首振りで選択肢決定というシステムも雰囲気でやっている感があります。ボタン割り当てがよく被ってるのもストレスに繋がる。

VRエロゲとしての使い勝手に気をつかっていただきたいところ。具体的に言うと、何かしらとの連動だとか、ハンズフリーだとか、音声入力だとか、そういうアレコレ。

ちなみにMODを入れるとコントローラで空間掴んで移動できます。ってかこれが無いと視点移動が超大変。詳細はwiki参照。


これらを一言で言うと、もっとさくらちゃんをねぶりつくすように楽しませろ、みたいな。それと操作感。

キャラクターをカスタマイズできない点は自分は特に不満は感じません。カスタムはそれに特化したゲームが他にありますし。


まとめ

この内容で5000円は高いし、VRエロゲとしての出来もそれほど良くない。カスメの時と違い、これのために高性能PCとVRヘッドセットを買えとは言いにくい。

それでも、買って後悔はしない内容ではありました。珍妙なコミュニケーションパートにも光る部分はあるし、現時点でオンリーワンなタイトルでもあるし、ハイクオリティなグラフィックによるさくらちゃんとのVRエロスは間違いなく体験する価値があります。

今後のアップデートによる内容の充実にも期待したいところですが、今回で得られた知見を元に、イリュさんには更なるVRエロゲを精力的にリリースしてもらいたいとおもいます。


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©ILLUSION
21:18  レビュー | Comments(0)
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