2010/08/27

すてぃ~るMyはぁと 感想


すてぃ~るMyはぁと ~Rhapsody of moonlight~
Amazon.jp

『すてぃ~るMyはぁと』


ぱれっと
発売日:2010/07/30


☆☆☆-


すてぃ~るMyはぁと』さっくりコンプ。プレイ開始からコンプまでおよそ10日…普段一ヶ月以上がデフォのゆず茶的にはかなりの好タイム。
漫画雑誌みたいなゲームでした。



一見普通の萌えゲーと思いきや実はバカゲー、と見せかけてそうでもなかった…という作品。(・ω・)。
ルートによってジャンルがかなり違います。


シナリオ

共通=バカゲー
あえか=ストーリー重視(シリアス寄り)
シャルロット=ストーリー重視(コメディ寄り)
しのぶ=ラブコメ
玲夏=バカゲー


――と、こんな感じです。悪く言うとバラバラ、良く言えばバラエティ豊か。ゆず茶は体験版とライターの名前からして完全なるバカゲーだと思ってプレイして、しかも一周目が玲夏ルートで、ルートごとの雰囲気の違いに戸惑いました。
ここで問題なのは、バカゲー分とマトモなストーリー分がイマイチ混じり合ってないところ。沸騰させた生クリームのように分離しちゃってます。

また、全体的に中身に乏しい感じが。共通部分などは何も無い日々を数少ないネタの繰り返しで凌いでます。あえて狙ったであろうけれども、このネタの繰り返しはやはりクドい。
イベント=出来事が少ないと思うんです。それを補う日常の掛け合いさえネタが少ないと思うんです。
あえかとシャルの怪盗ストーリーもすごく小ぢんまりしていて。この手の話にしては刺激が足りないのが残念。

そのあえかとシャルルートは怪盗設定の本筋といった内容で、シリアスで緊迫感のある場面もあるものの、上述の理由と展開の唐突さでどこかを軽さを感じます。
ただ、この二つのルートは主人公の魅力がよく出てます。小ぢんまりしてるとはいえ出来そのものはそんなに悪くないかと。
どちらかというとあえかルートの方が好きかな。

しのぶルートのラブコメはなかなか悪くない。それにしのぶが可愛い。内容もまさにしのぶによるしのぶのためのルート。反面、主人公は一番ダメw でも面白いからおk。
香澄が登場するのはこのルートのみ。途中まで完全空気だったあえかやシャルロットも後半よく喋り、全体的に一番ほのぼのしてます。
また、怪盗を絡めてくるところはちょっと上手いなぁと思いましたw 最後盗まれる場面もグっときたよ!
ただこのルートの問題は、金田一のウザさが臨界突破していた事。他のルートとか基本的にはよくある面白悪友キャラなのにどうしてこうなった…。

玲夏ルートは、なんというか、深く考えてはいけない完全なるバカ。( ゚д゚ )。
姉弟の恋愛という重い要素もありつつ、それでもやっぱりバカ。細かい事を気にしたらいけません。頭からっぽにしてプレイして楽しまないと暗黒面に引きずり込まれます。


キャラクター

しのぶ>>香澄>>(越えられない壁)>>>その他
しのぶは良い子可愛い。良い子っていうか正義可愛い。
他のキャラが尋常じゃない程癖がある中、しのぶはとっても常識人で癒されます。冷静に考えると常識人とは言い難い気もするけど細かい事はいいんです。(調教済)

おそらく一番プレイヤーの印象に残るであろうキャラが、姉の玲夏。傍若無人を体現しております。
 「この人どうしてクビにならないの?」(´・ω・) (・ω・`)「どうしてだろうね…」
↑これで脳内会議を終わらせられない人には鬼門。深く考えたら負けなのです。
でも他キャラのルートでストレスの溜まる邪魔の仕方はしないので、何気に空気の読める姉です。確かにウザいけど弟一筋で面白可愛いじゃない。その点、しのぶルートでの金田一の空気の読めなさときたら…。
また、深井晴花さんに似た声の中の人の演技がすごいハマってて楽しそうだったのが印象的ですw

それと、香澄の変態仮面 はっちゃけっぷりが素敵でした。中の人頑張ってるなーと思ったら三園あすかさんだった。納得。(・ω・)。
これはFDで攻略ヒロイン化が望まれるレベルですよ。あり得ないのが目に見えてるのが泣けるぜ…。


CG

相変わらずぱれっとのCGは良い仕事しております。
たまひよ氏の原画はちょっと好き嫌いあるかも。でもすごく安定してます。

Hに関して、各キャラ必ずバックがあるのがポイント高いです。わかっておるね。



各キャラかなりボイスが良い感じ。声ゲーとして楽しめるかと思います。しのぶのどこか抜けた声には妙な魅力がありますw
あえか役の立花あやさんと、しのぶ役の鈴田美夜子さんは個人的に馴染みの無い方々で新鮮でした。
乳ブラザーズや金田一や教頭先生、他サブキャラに至るまで良いお声だったと思います。


総評

全体的にいまいちパっとしない。バランスやまとまりが悪く、またスケールが小ぶりというのが大きいです。コメディやシリアス一辺倒ではなく各種織り交ぜて…という作り自体は良いと思いますが、それぞれ浮いてしまっていて、出来上がりにやや難有りかと。
とはいえキャラクター、バカゲー分、シナリオの一部、エロス分にちょこちょこ良い所はありました。不満もあれど、プレイしていて「楽しかった」と思えたのでそこは満足なのです。コレ大事。

個人的には全てしのぶルートや玲夏ルートのノリで染めて突っ走って欲しかった。それってほぼ『爆恋』なんですけども。

色々欠点はあれど拒否反応が出なければ楽しめるレベルにはあるので、評価としては普通の星三つ。マイナスはキャラとギャグ部分が人を選ぶということで。
体験版はそんなに参考にならないのですが(バカゲー要素しか無い)、購入前にはプレイ推奨。
気楽にテキトーにプレイできる人向けの作品だと思います。

香澄に童貞盗まれる展開マダー?(・∀・)




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