2012/02/06
お尻っ娘ヴィーナス 感想
![]() Amazon.jp | 『お尻っ娘ヴィーナス』Apricot Cherry 発売日:2012/1/27 ☆☆☆☆+++ |
『お尻っ娘ヴィーナス』コンプしました。
ひたすらにおしりでした。これ始めてからおしりの夢を見たのは本当の話。
総評
今までありそうで無かった、お尻に焦点をあてた抜きゲー。乳派の隆盛の陰で長年耐え忍
んできた尻派に、ついに日のあたる時が…!さすが俺達のTOMA!やってくれたぜ!!
という感じで一部の人間に多大な希望をもたらした本作。その結果や如何に。
そもそも、その他のフェチと同じように、おしりスキーも一枚岩ではなく、穴が好きな者から
着衣尻限定の者まで様々。本作では、その中でもお尻の造形を主に取り扱っております。
加えて、アナルリストへの配慮も若干有り。
フェチズムを追求した濃ゆいプレイは無いので、比較的ライトなお尻ゲーといえそう。
また、シナリオがかなりのギャグ調なのも大きな特徴。
主人公のお尻好きが臨界突破しており、完全にバカゲーになっております。(゚Д゚)。
ギャグもほとんど尻 というブレない姿勢がまた面白い。よくぞここまで…。
ただし、フェチな部分ではそこまでノリきれなかった感もあり、神ゲーと言いたいけれど言い
切れないもどかしさが残ります。とっても惜しい。
それでも良質なお尻とコメディは、オシリストの諸兄に断然オススメしたい。
ミドルプライスでもあるし、お尻にタッチするかのように気軽に手に取ってみてほしい作品です。
――以下、長文感想へ続く。
シナリオ
ひょんなことから主人公達4人がクラスでハブられ…という重そうな導入はブン投げ。
そんなの知ったことか!!とばかりにエッチしまくるゲームです。シナリオなんて無かった。
これぞ抜きゲーという感じでしょか。
何より、主人公の尻好きっぷりがおバカすぎて楽しい。
彼は悟ってしまったのです。世界は尻…尻こそが真理だということを……!
遠山君にかかれば世の事象全てを尻で説明できるに違いない。マジで。
ただ、主人公(と作者)の尻好きっぷりはこれでもかという程伝わってくるのだけれど、それ
がいくらか暴走してるというか、プレイヤーを楽しませるというよりも、主人公がお尻を楽しむ
ゲームになっている印象。ある意味、製作者の確固たる意思を感じますw
お尻をあれこれしたい!というモチベーションでプレイに臨むと、若干もどかしさを覚えるかも。
キャラごとにシナリオのボリュームに差があるのも少し気になる。
雫>桜>健也 とハッキリ差が出ておりますね。この点もユーザーフレンドリーとは言い難い。
キャラクター
あらゆる点で一番優遇されているのが氷雨川雫。
なんかこの娘、モチーフとなるキャラクターがいるらしいよ!(アニメ見ないのでよくわからん)
破天荒毒舌クールさん。面白いキャラではあります。そして、最高の尻…ドヤ尻の持ち主。
雫は本人ルートのエロさも良いけれど、桜ルートでも可愛かったです。健気でよいね。突如3P
に突入したのにはド肝を抜かれたけどね。
天然ドジっ娘枠の桜。桜はエロかわいい。おわり。
や、ゆず茶の一番お気に入りであります。桜はエロかわいい。おしり。
健也は男装女子という捻ったキャラなのに、一番シナリオが短い不遇な娘。
他の二人とは違い、アナル担当なのもまた不憫。一人だけひょっとこ顔させられてるのも(ry
主人公の遠山君。このゲームは彼による彼のためのゲームでしたw
名言連発しすぎです。その尻好きっぷりには脱帽せざるを得ないぜ…。
『テンタクルロード』のデューン陛下の触手好きと通じるものがあって、すごく楽しかったです。
「○○好き」をとことんまで突き進んだキャラは面白楽しいなぁ。
CG
妙にアヘ顔とかレイプ目が目につきますが、これはもはやブランドカラーなので気にしない。
それより塗りが気になります。漫画的というか。
独特なのは良いし、おしりの塗りは文句無いのだけれど、汁なんかはちょっと好きじゃないなぁ。
昔のApRicoTの塗りの方が好みなのです。
横に並んだおしりとか、雫とバックや騎乗位の主観おしりとか、桜のスク水とか、とてもよいおしり
だと思います。さすがTOMAさんやで。
それと、健也はイベントCGだとやたら可愛い気がする。もうちょっと見たかったな。
H
シーン数は、雫9 桜5 健也4 雫&桜(3P)1。
ほとんどのCGにお尻が描かれている徹底ぶり。色んな角度からのお尻が楽しめます。
でも、先にも書いたように、お尻に関するプレイそのものはあまり無く、やってることは基本的
に普通のエッチ。(といってもケダモノ的な激しいのが多いけど)
特徴的だったのは、お尻にキスくらいかなぁ。
個人的にはお尻が愛でられればそれでよいのですが、物足りないオシリスキーさんもいるはず。
Hが始まると途端に三人称視点になるのに最初は面食らいました。
これは賛否両論ありそう。女の子の心情描写には良いけれど、突然なので違和感はあります。
喘ぎ声メインなシーンが多いのもまた同じく。
卑語も言ったり言わなかったり。この点はシーンごとにまちまち。
雫は終盤まで卑語無し。かたや桜はノリノリw セックスマシーンはさすが格が違った。
あと、雫とパイズリしだした時、さすがに尻ゲーといえど胸を完全スルーは無いよなー と思ったら
「前にある尻!!」とか言い出して感動しました。さすが遠山さんやで…。
まとめ
正しくお尻ゲーなのは間違いなく、CGもテキストもお尻だらけなのだけれど、エッチだけは意外と
普通、でした。ノーマルなHを基本にしつつも、もういくらかカッ飛んだシーンがあってもよかった
んじゃないでしょうか。せっかくのお尻コメディなんだし。もったいない。
コメディ部分は本当に面白かった。さすがのApRicoTです。
それに、なんだかんでおしりも十分楽しませていただきました。何かあと一歩があれば完全に
星5つでした。さらなるお尻ゲーの出現を祈って、この評価で。
続編まだー?(・∀・)

>>レビュー目次へ
>主人公のお尻好きが臨界突破しており、完全にバカゲー
ふおおおっ!?
体験版のあのおバカさんなノリが続くんですかね?
それは楽しそう~。
しかもワタクシが一番気になっていた健也くんがあにゃる担当!?そしてひょっとこも!!でも一番えっち回数少ない!?
orz
えっちシーンが喘ぎ声メインっていうのもちょっぴり物足りない感じですかね?
あとフェティッシュなプレイが少なめ?っていうのも。
いちゃこいてお尻枕で眠るとか、尻文字で告白とか、尻たぶの狭間に顔を埋めて深呼吸とか、お尻スパンキングとか、先ずは尻ズリが基本とか、そういう感じじゃないんですか!?
でも楽しそうでやっぱり気になります。
ワタクシが最近プレイしたお尻ゲーといえばやはりまじこいSっす!
特にまゆっちまゆっちまゆっちまゆっち。
ゆず茶さんも機会があれば是非まゆっちを!
> それは楽しそう~。
ずっとあのノリだと思ってもらえればOKかとw
Hの最中以外は常にあんな感じです。真面目な顔してアホなこと言いまくるタイプ。
> えっちシーンが喘ぎ声メインっていうのもちょっぴり物足りない感じですかね?
好き嫌いあるとは思うんですが、物足りないと感じる人は確実にいそうです。特に雫。
健也や桜ルートの途中以降は一転して卑語やらエロいこと言うんですけどね。
全体的に見ると、抜きゲーとしては普通レベルではないかと。(たぶん)
> いちゃこいてお尻枕で眠るとか、尻文字で告白とか、尻たぶの狭間に顔を埋めて深呼吸とか、お尻スパンキングとか、先ずは尻ズリが基本とか、そういう感じじゃないんですか!?
お尻枕てw なにその素敵シチュ!ほしい!
尻ズリやお尻クンカクンカはあったけど、他はほとんどノーマルでしたよー。
並々ならぬお尻星人なわりに、やることはフツーな主人公君でした。もったいない。
> まゆっち
タカヒロは、お尻党尻穴派の印象が強くて、山派の自分はどうも一歩引いてしまいます…w
でも確かにまゆっちはよいおしりなのですよね。あとマルさんが雌犬化してるとか聞いてwktk。
マジ恋S…マジ恋Sか……。