天色＊アイルノーツ体験版 感想

『天色＊アイルノーツ』の体験版をプレイしました。ゆずソフト初体験！


舞台は突如日本領空に現れた"空に浮かぶ島-ライゼルグ"にある女学院。
こまけーことは気にスンナ！と言わんばかりの説明から、ファンタジーを絡めたシナリオではなくキャラ萌えにこそ期待すべきエロゲかと思われます。


うむ、キャラはかわいい。
それにシナリオもよく配慮されております。ヒロイン達の賑やかな日常が明るく楽しく可愛くて、スムーズにヒロインとちゅっちゅできそうなところはさすがという感じ。

特に存在感があったのが下宿先の看板娘ガイヤールさん（CV：桐谷華）。同居で出番が多くて良い子なケモノっ娘、おまけに妙に性的。ガイヤールさんのしっぽの付け根をなでなでしたい。
ところで、狼男と子作りをしたガイヤールママはどこへ行ったのだろう。（そっちに興味津々）

裸Yシャツ寝間着……尻尾に免じてセーフ

シャーリィはラッキースケベな出会いのわりにツン成分が極少なのが意外でした。空中都市にまで来て同人作家ってどうなの的なアレ以外は良いお嬢さんだと思います。
愛莉は安定感のある年下小動物系ヒロインでかわゆい。パジャマもあるしな！(・ω・)ｂ。
そんなアイリさんにお仕えしようとする 野良メイド 天霧さんはわりと深みがあって興味深いヒロイン。人気投票で1位なのはそのポテンシャルへの期待の表れでしょか。

ベタだが大正解である

ただ、主人公は気に入らない。
一人称「ボク」な教師て。せめて漢字で「僕」にして！
「ボクの授業聞いてもらわないといけないから～」なんつって転校生の自己紹介を省いたり、女子生徒に向かってデリカシーに欠けるトークを仕掛けたり、盗撮男に対し警察官僚みたいな態度だったり、なんだか随所でアレでした。三刀屋がヒロインの物語ならアリだったかもしンない。

システム。
演出はよく動いてよいですね。今風でございますね。
隙が無い上に、BGVがあったり、外部音声読み上げソフトと連動できたりと、この辺のこだわりはさすが人気ブランドといった印象。ほぼ文句無しです。

まとめ

ゆず茶のゆずソフトデビューは延期しました。(ﾟДﾟ)。
あいや、別にそんな全力で拒否るほど悪いわけではなかったのだけれど、ノリが合わず、疎外感を覚えつつプレイしていたら主人公へのイラつきが臨界点突破してしまい。残念。

主人公がダメというよりライターさんと合わないのだろうなぁ。テキストを読んでいてそう感じました。
個人的にはこの路線ならもっと情緒があったり優しい方が好み。

エロゲとしての出来は安定していそうなので、紺野アスタシナリオとエロスとパジャマの出来によっては発売後に手を出すかも枠、ということで。