2013/08/29

イノセントバレット -the false world-  感想


イノセントバレット
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『イノセントバレット -the false world- 』


CINEMATOGRAPH
発売日:2013/8/23


☆☆☆☆-


18禁銃撃戦ADV 『イノセントバレット』 コンプしました。

総評

> 早苗「祐爾さん……(ちゅっちゅ)」
( ´_ゝ`)

> 大河内「待たせたな」
*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!

そんなエロゲ。

Vermilion -Bind of Blood-』や『Zero Infinity -Devil of Maxwell-』で燃えゲーファンにお馴染みのシナリオライター昏式龍也氏のメインシナリオ最新作。
体験版が存在せず、新ブランドということもあって不安も大きかったのですが、蓋を開けてみれば、期待に違わぬ熱さ面白さ男臭さでした。伊達にゴツい男キャラを揃えてないぜ!

異能に目覚めた主人公のお話ではあるものの、定番の中二異能バトルと違い、技名を叫んだりもしないし銃戦闘メインなのが特徴。ド派手な中二ゲーではない点に注意です。

鍛え抜かれた肉体と銃を武器に戦う即鬼隊の面々の活躍と生き様は期待通りで満足、
しかしながら、短い・ほぼ一本道・話の規模が小さいといった不満点も少なくない。
それと、ヒロインが思いのほか魅力的に描かれ、上に挙げた熱さと対極に位置する萌えゲー的要素が多かったのが印象的。銃でドンパチやる任務とまったり学園ラブコメが同居しており、後者は良くも悪くも普通で、両者間の落差が気になりました。

以上の点から手放しで褒められはしないものの、
銃のグラフィックや発砲音などにこだわりが感じられ、バトルメインとはいえヒロインも予想以上にかわいく、公式サイト等を見てこのゲームに興味を持った人にはおすすめできる出来だと思います。
ちょっとコスパ悪い気はするけれど、買って損は無かったとギリギリ思える良作でございました。

――以下、ネタバレ無しの長文感想へ続く。
シナリオ

イカレたキャラがヒャッハーと暴れるタイプではなく、異能はスパイス程度で、質実剛健で巌のようなオッサンや日々肉体を鍛えに鍛えている兄貴が当たり前に活躍するゲーム。
ゆえに大変男臭い
男子校の運動部というか、男社会というか、そんな汗と埃の臭いが漂ってきそうな……とまではいかなくとも、まぁ大体そんな感じ。(・ω・)。

特殊能力が存在するとはいえ、バトルの基本は銃。弾が当たれば敵も味方も死ぬ。地味ですw
それに主人公は歴戦の豪傑でもチート能力者というわけでもない、少しの間だけ使える万能盾を持った普通の少年なので、戦闘時の緊張感はそこそこあります。

ただ、任務の合間に学園パートが挿入されるため、そのテンションに頻繁にブレーキがかかる。そしてまた任務再開で死と隣り合わせの銃撃戦――女の子とのHが終わった次の瞬間には任務が始まっている。パンツを下ろしたままドンパチやるわけにもいかず、慌てて支度する俺涙目である。もうちょっと余韻に浸らせてよ!
中盤以降はまったりパートは要らないんじゃないかと思いました。加速度的に日常が壊れていくとスムーズに気持ちが入り込めたかも。

学園恋愛パートはとても普通。言ってしまえば凡庸。
それはある程度ヒロイン萌えに寄与していて、特に愛なんて超かわいいのだけれど、戦闘任務と離れたところで恋愛が進むし、この作品の面白いところは兄貴達との任務の方なので、どうもちぐはぐに感じてしまう。燃えと萌えの2本立てとするには弱い。
まぁでもヒロインがカワイイのは悪いことではありません。愛かわいいよ愛。

ストーリー構成はほぼ一本道で、後半の展開とエンディングだけ個別差分がある感じ。
そのため周回プレイがつまらないw これはテンションが下がらない内にお気に入りヒロインを真っ先にプレイするのがよさそう。
ちなみにゆず茶は
莢香>愛>早苗
の順でプレイしました。真ルートとかも無いので特に順番は関係無いかな。


全体を見渡すと粗が見えたり物足りなさが残る、とはいえ、個人的に期待していた燃えゲー成分は標準以上。実に熱かったです。
高らかに技名を叫んで異能や大剣でブッタ斬るような中二ゲーではなく、数発の銃弾でカタをつける銃ゲーなので、シンプルで派手さは無いけれど、軽い命を張って戦う不器用な男たちの姿がとてもカッコイイのです。そんな戦場に足を踏み入れることになった主人公の苦悩と成長も眩しい。
少なくとも一週目はとても楽しませて頂きました。( ´∀`)。

キャラクター

愛>>>早苗>莢香

の上目使いがかわいすぎる。謎のフットワークでジャブを繰り出す愛がヤバイ。ぶーってふくれる愛たん超ヤバイ。
うちに持って帰りたい。(真顔)

まぁ男キャラを入れたら
片倉兄貴>杉江さん>林崎さん>大河内さん>長澤>>>>>愛>(以下略)
になるんだけどな! 何ゲーだ。

片倉さんが兄貴すぎてマジ最高でした。良いキャラすぎてちょっとあざといわーこの兄貴。(あざといという表現を男に使うことに震えつつ)
杉江さんはプレイ前に睨んだ通りのクーデレ眼鏡だった。(クーデレという表現以下略)
この二人のコンビは実に頼もしく、カッコよく、途中ピンチに陥る場面なんか手に汗握ったものです。このゲームの魅力の半分はこの2人で出来てると言っても過言ではないくらい好きw

林崎さんはゴツいわりに気さくで情深いおっちゃんで、やはり頼もしくカッコイイ。
大河内さんも期待通りに良い所持っていってくれました。でも思ったより出番少なくて残念。もうちょっと輝いてほしかったな。

長澤がまたイイ奴でね……。こんな気のいい悪友見たことない!
学園パートはヒロインよりもむしろ彼のためにある気がするw 学園では長澤が出てくるところの方が面白かったです。マジで。

おっと、女子2名を忘れてました。
莢香はツンツンで早苗ちゃんはむちむちです。(おわり)

CG

愛の立ち絵が神がかっておりますね……超かわいい。(ポワワ
莢香も早苗ちゃんもかわいくてエロくて。さすが大崎シンヤさんやで。素晴らしき下乳に加え、裸ニーソ裸靴下が多い辺りにプロの矜持を感じます。
それに塗りがすごく綺麗で、エロくて、愛がかわいかった。(頭悪い感想)

ワイド画面なのに斜め構図が比較的少ないのも好印象。無いわけじゃないんだけど、不自然さが少なくてよいです。最近首をグイッと捻らせるCGがとみに多くてね……。

総CG枚数は90枚弱と少なくはないとはいえ、男共のCG、というか戦闘や山場のシーンのスチルはもっと欲しかったな。演出が地味なのもあって若干の物足りなさは残る。
女の子に集中させたのはエロゲ的には正解なんだけどw


男性が豪華声優陣らしいです。(全然わからない人)
そう謳うだけあってどの男も見事なボイスでした。カッコいいわ渋いわ味があるわで。

女性陣は一色ヒカルさん、真地未亜さん、一之瀬さくらさん。
ピカリンさんの安定感は異常。鉄板でございますね。
この手のゲームに車の名前の人が出てるのが新鮮でした。プレイしてみると、なるほどなぁという使い方をされていて納得したり、声の近さにゾクゾクしたり。(*´ω`)。
一之瀬さくらさんは初めて聞いたし声が似てる人もサッパリ思いつかないのですが、とてもかわいいお声でした。燃えゲーにあるまじき普通の可愛い女の子ボイス!

まとめ

「なんだかよくわからないけどカッコよさげで若干クドい言い回し」の昏式シナリオは今回も健在でした。ただこれ苦手な人もいるようだし、序盤も回避決定するような内容じゃないし、体験版があればよかったのになぁ。

男だけでなく意外に女の子も良く、まさかのいちゃラブまで存在していたのには驚いたけれど、プラス方面のサプライズはそれくらいで、マイナス要素がわりと多くて評価は上がりにくい。学園恋愛パートのパッとしなさと周回プレイのだるさが足を引っ張ったかな。

それでも、期待していた地味な燃えゲーとしては満足でした。
基本的に☆4つ評価は固い、加えて片倉杉江コンビや愛が良かったのと、ちょこちょこアレな部分もあるのとを合わせて、マイナス1つつき。

願わくば、またこの路線――中二ではない地味な大人の18禁燃えゲー新作を出してほしいです。続きも普通に作れそうだしw
というわけで

イノセントバレット2 マダー?(・∀・)

CINEMATOGRAPH『イノセントバレット-the false world-』8.23 ONSALE


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